分煙に意味はあるか??
喫煙スペース??
いつも通勤で通る道沿いにコンビニがあるんですが、そのコンビニの前にコーンとバーで仕切られた喫煙スペースがあるんです。
私はその前を通る度に「これ、意味あるの?」と思っています。
いくらバーで仕切った中でタバコを吸ってたとしても煙は道を歩いてる人のところまでやってきますからね!
誰が考えたって無駄でしょ!笑
あと、新宿駅東南口にある喫煙ブース。
以前は東南口出たところの階段の下が喫煙スペースのようになっていて吸いたい放題やっていたわけですが(もちろん仕切りなどありません。今考えると恐ろしいですね。)、新しく高架橋の下のスペースに喫煙ブース(仕切りあり)ができたんです。
できたんですが!
どうもそばを通るとタバコの煙を感じるんですよね…
外から見ると完全に仕切られていて煙は外に出ないようになっていそうなのですが、実際に中に入ったことがないので、構造はよく分かりません💧
パッケージ型と呼ばれる天井のある完全に仕切られた喫煙ブースはブースの中でタバコの煙を処理して外に排気できるようです。
しかし、街中にあるほとんどの喫煙スペースはパーティションで仕切られただけのもの。
パッケージ型の導入にはコストがかかるため、現状としてはスペースを区切るだけの対策に留まっているのかもしれません。
タバコと日本
このタバコ問題。
日本はこの問題に関して世界の中でも最低レベル、つまり取組が遅れているといわれています。
日本は分煙を進めようという方針なのですが、WHOは日本に全面禁煙を勧めているようです。その根拠としては分煙をすすめたスペインでは以前と受動喫煙率はほとんど変わらなかったから、だそう。
タバコを吸わない私のような人にとって全面禁煙は大変ありがたい。
でもタバコを癒しとしている人もいるだろうし、何より税金!
タバコから得られる税収って相当なものです。
1年で2兆円ほどの税収があるそうです!
それらを考えると全面禁煙ではなく、せめて分煙としたいという人もいるのも分かります。
共存する道はあるのか?
私の結論としてはNOです。
喫煙ブースを設けたとしても、そのブースから出てきた人は煙をまとっており、空気中に拡散しています。
衣服などに付着した煙も再度空気中に舞うことで三次喫煙と呼ばれる受動喫煙となります。
タバコ臭を感じた時点で受動喫煙となるので、完全に防ぐことはまず不可能でしょう。
少数派のために多数派が我慢する現状
また、現在の喫煙者人口の割合は2割を切っています。
つまり、8割以上の人々が非喫煙者ということです。
2割の人達のために8割の人が我慢している、これが現状なのです。
この状態っておかしいですよね。
昔は多くの人がタバコを吸っていました。だから吸わない人は我慢するしかない、しょうがないとみんなが思っていた時代があったのかもしれません。
その時代に刷り込まれた「我慢するべき」という精神論はなんとなくみんなの中に未だに残っているように思います。
しかし、喫煙者が少数派となった現代ではそうした前時代の思想は捨てるべきなのではないでしょうか。
この2割の人のために8割の人が我慢するという状態をタバコ以外のものに置き換えてみるとどんなにおかしい状態かがよく分かると思います。
周りの人に迷惑をかけない趣味なら誰も文句は言いません。
タバコは周りに迷惑をかける可能性があるものなのです。
喫煙者はタバコがなくても健康的に生きられ、非喫煙者は受動喫煙に怯えることのない、そんな世界になれれば良いのだけど…
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